Thursday, June 17, 2010

サッカーワールドカップと日中韓

南アフリカで行われている第19回FIFAワールドカップにはアジア地区から日本、韓国、北朝鮮が出場している。この3カ国の代表的な選手はJリーグで活躍している。日本を代表する選手を紹介するまでもなく、韓国はイ・ジョンスは鹿島アントラーズ、パク・チソンはかつて京都サンガ(現マン・ユ)等の選手がいる。北朝鮮は鄭大世(チョンチセ、川崎フロンターレ)と安英学(アンヨンハツ、大宮アルディージャ)の二人である。Jリーグはヨーロッパ諸国の主要なサッカーリーグと同じく、ワールドカップ級の選手が活躍する場となってきたのに、ここ数年Jリーグは中々盛り上がらない。

Jリーグの各チームはもう一度地域に根付くサッカークラブという原点に戻り、さらにサッカー以外のスポーツも取り組むよう切望する。日本、中国および韓国の経済は凡そ1,100兆円であり、北米やEUに続く第3の経済地域である。このような経済規模ならば、日中韓3カ国が共同してヨーロッパ地域のサッカーリーグと競合できる舞台を用意することができるはずである。そうすれば、世界中の一流選手が集まってくると同時に、サッカーをはじめ他のスポーツ競技も活性化され、結果として3カ国の人々や文化などの交流が一層高まり、ひいては経済規模もさらに大きくなる。

No comments: