Friday, April 23, 2010

Meeting PM Najib Razak in Tokyo

Met PM Dato' Sri Najib Razak on April 19, at the State Guest House, Akasaka Palace, during PM's official visit to Japan.

Thursday, April 22, 2010

Malaysian Prime Minister's Visit to Japan

PM Dato' Sri Najib Razak visited Japan had an official visit to Japan from April 18 to 20. In this first official visit, since becoming the 6th Malaysian Prime Minister, PM Dato' Sri Najib Razak and Datin Sri Rosmah Mansor were received in audience by Their Majesties the Emperor and Empress of Japan.

In addition, PM hold official meetings with Japanese PM Yukio Hatoyama. The Summit Meeting between the two leaders concluded with a joint-statement for Malaysia-Japan's "Enhanced Partnership for a New Frontier," which lays out the following 4 key areas of cooperation.

  • Cooperation for Peace and Security;
  • Cooperation for Strengthening Competitiveness and Sustainable Growth;
  • Cooperation for Contribution in the Areas of Environment and Energy;
  • Cooperation for Human Resources Development and People to People Exchange.

Both leaders also concluded an agreement on "Japan-Malaysia Cooperation Initiative on Environment and Energy."

Japan's interest in Malaysia has declined substantially during the premiership of Abdullah Badawi in the past few years because of his weak leadership and incapability to articulate partnership with Japan.

But, PM Dato's Sri Najib Razak's visit to Japan has rekindled a renewed Malaysia-Japan relation, whereby "Look East Policy" has been one of the key pillars. At the same time it has also initiated new partnership for a forward looking cooperation beyond bilateral relations. From now on, the focus is to transform various initiatives into specific actions.

Thursday, April 15, 2010

アメリカの株価上昇への疑問

4月に入ってから米国経済に関する代表的な指標の数字は予想よりも芳しく、経済回復の期待が高まっている中で、14日にニューヨーク株式市場でダウ平均は11,123.11ドルで取引を終えた。これは2008年9月末の水準であるという。株価の動向は果たして現実の経済状況を反映しているかについて意見が分かれるのであろう。

株価は景気の先行指標であるとしばしば指摘される。したがって、近日のダウ平均の上昇は米国の景気が回復しつつあることを現しているのである。しかしながら、実物経済を測る米国の鉱工業生産はまだリーマンショック前のレベルに戻っていない。それなのに、なぜダウ平均が上昇しているのか。論理的に整理すれば、次のことになる。

株価は企業の将来収益を反映して形成されるものであり、ダウ平均の上昇はその指標を構成する企業の株が上がっている結果であり、同時にそれはそれぞれの企業の将来収益が増加するという期待によるものである。しかしながら、依然として鉱工業生産水準は低い状況の中で、企業の将来収益はなぜ増えるか、という疑問が残ると思われる。それは株価の上昇によって資産効果がプラスに働くと期待されているから、という説明になる。

リチャード・クーは米国の景気は決して株価ほどに回復されていないと警告している。同感である。ニューヨーク株式市場で景気回復を先行して株価が上昇しているのは、機関投資家などのプレやーによってもたらされた投機的な行動の結果であると指摘したい。つまり、企業の配当を得るよりも、短期的に株の売り買いという需給関係で一時的に株価を上げさせたりして利益を得る行動である。

アメリカ型自由経済・資本主義はサブ・プライム問題を起こし、それを端に発した先進国の経済危機という教訓は2年間が経たないうちに、再びに投機的な経済行動を中心に経済が動いているように見える。人間のアニマル・スピリットを抑止する資本主義を構築しない限り、ますますグローバル化になる経済においてより短いタイムスパンで危機が繰り返して起きるのであろう。

鳩山総理とオバマ大統領の非公式会談:雑感

核安全保障サミットへ出席された鳩山総理はオバマ大統領との公式会談が実現できなかった代わりに、外務省は米国のカウンターパートの理解を得て、夕食会に両首脳が隣り合わせの席上にて非公式会談をセットした。あいにくその会談はわずか10分程度に過ぎなかった。会談の主旨は普天間移設に関するものであった。

首脳同士の会談であるが故に、鳩山総理は日本語で、オバマ大統領は英語で、間にそれぞれの通訳を介して会談が行われたに違いない。また、10分間の会談だったので、それぞれの首脳の持ち時間は5分となり、通訳を介すれば一人の正味は概ね2.5分という計算になるのであろう。そうした状況の中で、各首脳の発言はたやすく以下のように推測することができよう。

「バラック、この夕食会においてお隣に座らせて頂いて非常に光栄に思い、謝意を表します。これを機会に、普天間移設問題について説明させて頂きたい。昨年の11月に東京で話し合った以降、日米同盟や日米安保条約の精神を維持し、宜野湾市の市民をはじめ沖縄県の県民、ひいては日本国民の期待を尊重しながら、あらゆる側面から検討させていただいており、私と致しましては、全力して5月末までに最善な結論を出すことに致します。トラストミープリーズ、バラック。」

(日英通訳後)

「ユキオ、こちらこそ、私が主催している核セキュリティーサミットにご出席頂き、厚く御礼申し上げます。核兵器無きの世界を実現させるために、日本からの協力が極めて重要であるので、よろしくお願い申し上げます。さて、普天間移設問題は正に日米同盟や日米安全条約の礎であるのみならず、わが国の国際社会の安全保障において最も重要かつ戦略的な基地となっております。ユキオのご尽力とご英断による普天間移設問題の円満な解決を高く期待しているところです。」

(英日通訳後)

「サンキューベリーマッチ、バラック」、(握手しながら)、「ノープロブレム、ユキオ、レッツ イート」。