Monday, November 14, 2011

巨人球団内の乱:雑感

プロ野球にあまり関心がないので、一つの球団のガバナンス、そしてそれがその球団の運営を支えている企業の経営陣とどういう関係にあるかが必ずしも理解できないでいる。その不勉強で、いま、メディアで報道されている巨人球団内の乱について中々理解しにくいものである。

会長、オーナー、社長、球団代表、ゼネラルマネジャーという序列があり、そして、試合の勝敗と深く関わる監督、ヘッドコーチ、コーチ等の序列もある。また、巨人球団は株式会社であり、その会長はデファクトに球団を支配している読売新聞社の会長でもある。単純に整理すれば、球団の会長はその支配権を持つ企業の会長でもあるので、その人物は絶対的な権力者であるに違いない。ただ、それはその人物が絶対的に正しいとは限らない。

王子製紙やオリンパスの不祥事は実にそれぞれの企業の絶対的な権力を持つ者によってもたらされていることが明らかである。さて、ジャイアンツと読売新聞の場合はどうなるのか。

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